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原液




「この原液を……入れたら
どうなるんだろうなぁ」







洗面器に溜めた
ぬるま湯に、ソレを加える度
彼の頭の中では…………





そんな妄想が
膨らんでいた…………









「どうしても……試したい」






そんな願望に
飲み込まれ…………ついに






「グリセリン原液を……」



と、告白をした。







「この原液を……入れたら
どうなるんだろうなぁ…」









斜め後ろで彼が……
洗面器に溜めた、ぬるま湯に
ソレを加えている時に



ワタシの頭の中では
妄想が膨らむ








「グリセリン原液を……
注入する」





そう、告げられ……






ゾクゾク……する、ワタシ。






あの、妄想が
現実になるのか…………






ガラス製のシリンジを
少しトロミがあって
光沢のある液体が…………
満たしていく。




その様子を……
不安気な反面
キラキラした液体の綺麗さに
見とれていたワタシを見て





「今までで……一番いい表情だったよ」






そう教えてくれた……





四つん這いになり、

いざ、注入の時………………








あの、透明で綺麗な液体が……
私の中に

ゆっくりと入ってくる





全て……入り終わる時




シリンジ内の空気も
入ったため



もの凄い圧迫感が
下腹部を襲う




しかし、この激痛は
本当の激痛ではなく、




これから始まる
本物の激痛の序章に過ぎなかった




プラグを装着し
漏れを防ぐ…………




『ただ、その時を待つのは
面白くないな』




そんな、思いから
彼はライターで火をつける




赤いロウソク……





ワタシの腰あたりを
赤い熱い液体が






刺さる!





その度に……
悲鳴をあげる、ワタシ。





熱く……痛い






でも、それは
ロウソクでは、無く








彼の視線だった。









ワタシが
悶え苦しみ、動き回る

その姿を…………




腰から、背中に
移動する…………




悲鳴を言葉に変えるなら


『もっと…………欲しい』


多分……この言葉




表面の皮膚から
体内へと染み込んでくる……



その痛みが
全て…………下腹部へ集まる





あの、綺麗で
透明な液体の脅威は




想定し難いものだった



綺麗な液体に誘われて
私の中の汚物達が
体内で暴れだす




「もう、無理です!
我慢できません…………」




プラグを押し出す勢いで
汚物波が迫っていた






ソファーにM字に座らされ
その体勢での
排出を許された………




愛する男性の目の前で
誰がこんな……恥ずかしい姿を
晒す女がいようか………




しかし、
人生で……これほどの痛みを
味わったことの無いワタシには



そんな恥じらいなんて
とうに無くなっていた…………



『あの液体のように
ワタシの体内は……
透明で綺麗になるかも』



虚ろな記憶の中……



洗面器に

ゴツン!

と、プラグがぶつかる音と
共に…………





醜い排泄音が
部屋中に響き渡る…………




ワタシは…………



排泄しながらも
何度も何度も襲われる
激痛に…………



叫び声を
あげざるを得なかった…




正直…………
記憶が……無い。




気がつくと
床に倒れこんでいた…



それでも



汚物は
垂れ流れ続け……



ただ、その流れが
終わるのを待つしか無かった




肘から指先にかけて
冷たくなり、痺れも出てきた





なんの音も聞こえず
腹痛だけが
生きている……という実感を
与えてくれていた。







汚物塗れのワタシに
彼は…………





優しくキスをすると




お風呂場へ
誘導してくれた……





温かい、シャワーを浴び
体内に血液が回るのがわかる



全てを
綺麗に洗い流してくれた……彼




立っているのが
やっとのワタシを…………




おんぶして、ベットへ…………




彼の温もりを
彼の興奮を
彼の愛情のベクトルを




排泄口から
感じる……ワタシ。





痛み…………なんて
無かった



一つになれた喜び…………




それに勝る感情など
ワタシの中に








残さなかった…………





グリセリン原液の……魅力








ワタシにとっての
麻薬かも
しれません…………










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